レーザー照射が受けられる年齢

美容外科クリニックや皮膚科などでは、レーザーを使った医療脱毛を行っています。

レーザーをお肌の上から照射することで、毛根を破壊して、ムダ毛が生えてこないようにするための施術です。毛根は一度破壊されると二度と再生することはないので、効果的な脱毛ができます。

最近は、小学生など低年齢でもムダ毛を気にする傾向が高まっています。思春期の頃などは、特にその傾向が強く出るでしょう。早く脱毛させてあげたいと考える親も増えていますが、医療脱毛が受けられる年齢があります。

年齢制限はクリニックによって異なりますが、多くの場合18歳以上という制限になっています。なぜ18歳以上という設定になっているかといえば、成長途中で脱毛しても、毛が再生されてしまうことがあるからです。また、女性ホルモンなどの分泌が一定ではないので、脱毛効果がしっかりしないという面もあります。第二次性徴を経て、ホルモンの分泌が安定するまでは、せっかく脱毛しても効果が得られないため受けられないクリニックが多いです。VIOなどは毛が生えていないこともあります。

中には、18歳以上でも20歳以下の場合は、保護者の承諾書が必要な場合もあります。
ムダ毛の処理に悩んでいても、誰もが脱毛できるというわけでないので注意しましょう。

クリニックに問い合わせてもいいでしょう。

脱毛が受けられる年齢について

低年齢での脱毛なら十分に考えてから

低年齢で全身脱毛をしたいと考える場合もあります。

ムダ毛が濃いのがコンプレックスになっていたり、自己処理をし過ぎた結果、肌荒れをしてしまうということも考えられます。
カミソリ負けの他、乾燥肌や、埋没毛など、自己処理というのは思っている以上にお肌への負担が強いためです。

しかし、全身脱毛を考えるのなら、美容クリニックで脱毛するのか、エステや脱毛サロンで脱毛するのかをよく考えなければいけません。
脱毛サロンの方が広告も多く、料金も安いので身近なイメージがありますが、実は脱毛というのは医療行為です。クリニックでは毛が生えてこないようにレーザーを使用しますが、サロンは医療機関ではないので、レーザーを扱うことができません。フラッシュと呼ばれる弱い出力の光で代用していますが、毛根を破壊することはできません。施術によって一時的に毛の量を減らすことはできても、しばらくすると毛が再生されるというデメリットがあります。

医療脱毛であれば、医師がお肌と毛の状態を診察した上で、適切な出力で脱毛することができます。肌トラブルも少なく、全身の施術ができるとあって施術を受けた人の評価も高いです。

安いから脱毛サロンやエステを選ぶのではなく、効果で選ぶようにしましょう。低年齢の場合は特に、お肌もデリケートです。